今年の冬は、つらい冬になりました。


ルート君が、星になりました。
飛べなくなってしまったり、前々から老化と思われる兆候があったので、ある程度覚悟はしていたのですが、思いがけずパフを亡くしたばかりなので、辛いところです。

週末は出かけていて、土曜の昼に家を出るときは元気にしていたのに、日曜の午後、戻った時には箱巣の中で冷たくなっていました。

最期に立ち会えなかったのは残念ですが、我が家の初代オレ様文鳥ですから、飼い主に抱かれて最期を迎える様な事は、彼のプライドが許さなかったのでしょう。

一度は飛べなくなりながら、根性でカーテンレールまでの飛行能力を回復して迎えた死。
オレ様文鳥らしい大往生だったと思います。

ずっと一緒だったループが、やはり寂しそうなのが気がかりです。

若い文鳥たちが、本棚争奪戦に明け暮れる昨今、ルートとループは悠々自適。
ルートが飛行能力を取り戻して以来、定位置はカーテンレールの上。
二羽いっしょにくつろいでます。


ループ「昔は、ここも人気スポットだったけど、最近、静かね」
ルート「飼い主なんか、俺たちとしー・トノのカーテンレール争奪戦をネタにしてビデオ作ってたぜ」
ループ「でも、のんびり過ごせる場所があると、助かるわ」
ルート「そうだな。もうガキどもとキャルキャル騒ぐ歳じゃないしな」

昔、縁側でくつろいでいた人間の老夫婦が思い浮かぶ姿です。
最近、縁側なんてものは、ほとんどなくなってしまいましたが、カーテンレールはなくならないので安心かな。